上段 桜に組物、下段 醍醐桜 (太平記)

枡合とは屋根を支える柱の周囲の組み物(枡組)の間にある彫り物です。
この箇所は大屋根小屋根合わせて7面あります。

中でも正面の枡合はだんじりを代表する彫り物の一つです。

だんじりに化粧を施した状態でも枡合はしっかりとご覧いただけますので、お祭りの時でも注目してください。

元弘二年(1332)、隠岐に配流される途上の後醍醐天皇がこの桜を見て賞賛されたという伝説である。
醍醐桜は、岡山県真庭市にあるアズマヒガン(ヒガンザクラの一種)で、高さ約18m、幹周り約、枝張り約20mの巨大な一本桜。県の天然記念物や日本名木百選にも選ばれており、その推定樹齢は700年〜1000年とも言われています。

【製作の話】解説:奥淳さん

長承寺地域会館前に今は桜の木はありませんが、地域会館前に 桜の木が昔からありまして、地車新調の際、鳳公園に移植した経緯があり、この新調地車に桜を入れようと親方と話しになり 、醍醐桜という立派な桜の伝承に決まりました。

後醍醐天皇が鳳輦から降り上部の素晴らしい桜を見てる様にしようと構図は決まりました。

しかし親方は、物足りなかったのか・・・
作業が進む中、泉谷棟梁と協議を重ね正面枡合にふさわしい彫り物に仕上げてくださいました。

この彫り物は正面から見るだけでなく下から見上げてください。
満開の大桜がご覧いただけます。
醍醐桜はわが町の地車でも素晴らしい花を咲かせています!