大鳥大社には「勝守」(かちまもり)というお守りが有ります。
この勝守は、大鳥大社の御祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)のパワーをいただけるお守りです。
日本武尊は古事記・日本書紀に登場する英雄です。
父帝の命によって征西事業を任され、連戦連勝!九州・中国・地方を平定した日本神話、武勇の神、伝説のスーパースターです。
日本武尊の最期は、伊吹山の神の祟りにあい病となって伊勢の国能褒野で亡くなりました。
その魂が白鳥となって大和の琴弾原~河内の国古市、そして大鳥大社に飛んできたとの言い伝えです。
ですから、武将たちの崇敬も深く集めてきました。
あの平清盛も熊野詣の途中で大鳥大社に参拝し
かひこぞよ かへりはてなば 飛びかけり はぐくみたてよ大鳥の神
という歌を残しています。
この歌は明治時代の宮司であった富岡鉄斎の書の歌碑が残されています。
という訳で、大鳥大社は勝運の神様として信仰を集める神社なのです。
「勝守」について
勝守は、ご祭神の日本武尊の勝負強さを大鳥に託して金糸で織り込み、ソフトカバーで包んでいます。
カードサイズですので財布や定期入れに入れていつも携帯できます。
「このお守りにはどんなご利益があるんですか?」大鳥大社の禰宜の水無瀬さんに聞いてみました。
「スポーツや受験、商売などあらゆる勝負ごとに通じます。」
とのこと、金色の鳥がデザインされているので「金とり」・・・金をとる
スポーツ選手特に2020年の東京オリンピックに出場される選手には持っていただきたいですね。
とお話しくださいました。
でも、一番の目的は「自分に勝つためのお守り」なんですよ。
勝負に勝つにはまず自分に勝つ!そのために心のよりどころとして日本武尊にお守りしていただくというのがこの「勝守」なんです。
という説明にスゴク納得しました。
お求めは大鳥大社本殿前にある授与所で
1000円です。
大鳥大社
〒593-8328 堺市西区鳳北町1-1-2
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