見送り

見送りとはだんじりの小屋根の下の部分の立体彫刻です。
各町のだんじりの見どころです。


後正面

千剣破城籠城戦

千早城は、楠木正成の智謀を尽くした籠城の地として広く知られた山城。

元弘3年(1333年)、再び鎌倉幕府に反旗を翻した正成は、千早城を幕府軍に包囲されたが、5月まで百日間、藁人形等の奇策をもって鎌倉幕府軍の攻撃に堪えて建武中興の原動力となった難攻不落の名城である。
籠城100日余日にして鎌倉幕府は滅亡する。
千早城に鎌倉幕府軍が足止めされている間に、新田義貞が東国で挙兵して鎌倉幕府を滅亡へと導いた。

正成にどこまで勝算があったのか、それはよくわからない。
ただ、衰えたりとはいえ、強大な鎌倉幕府軍を相手に長期戦に持ち込むことで、時代を動かし、宮方の決起を促そうという作戦だったに違いないと思います。
楠木正成の戦の中でも、一番有名な話しです。
千早城は山城の為 幕府軍に対して様々な奇策で挑みました。
相手方が谷底から攻めてくれば、大石・大木などで応戦し、 藁人形に甲冑・弓矢など持たせ敵軍を混乱させたりまた幕府軍が山より城壁へ橋を架け城内へ攻めこもうとした時、正成は橋に油をかけ火をつけ幕府軍に大打撃を与えた場面など見送り内には見事に彫刻されています。
また中心部に楠木正季が敵兵を持ち上げ勇戦している彫刻は要チェックです。

【探して下さい 】
見送り内に 謝ってる雑兵が何処かにいてますので探して下さいね。