堺市博物館の常設展示にオモシロい展示が有るので紹介します。

これは1595年にアムステルダムで出版された日本図です。

日本を拡大すると・・・

  • 佐渡島が、山形県沖に描かれています。
  • 北海道がありません。
  • 当時の国名で書かれていますが本州では堺(Sacay)と都だけは都市名で書かれています。
  • 九州は宣教師たちが活躍したので諸都市が詳しく書かれています。中には今では、忘れ去られている「久玉」と言う熊本県牛深市の地名が書かれています。
    この久玉は天然の良港として、イスパニア人の記録にもあるそうです。

そして堺を描いた絵

いったいどこ?と言う絵ですよね。

堺市博物館学芸員の矢内さんによると、描いた人は日本に来たことが無く、聞いた話を想像して描いたら堺はこうなったという事らしいです。

そして・・・

堺郊外の大殿堂って

そうです。住吉大社

なんでこうなるの???
ヤギが歩いてるし・・・・

1600年代ヨーロッパの人は日本はこんなところだと想像してたんですね。

藤岡