熊野街道
堺は古くから交通の要衝として発達してきました。
堺には五つの街道が通っています。
竹内街道、長尾街道、熊野(小栗)街道、西高野街道、紀州街道
これらの街道を歩いてみたいなあ~と思っていたら、わいわい写真クラブの上野さんが歩くというのでリーモ君がお供させてもらいレポートしていただきました。
第一回目は熊野街道です。
熊野街道は京から大阪を経て熊野三山への参詣する際に利用された街道で小栗街道とも呼ばれています。
京からは船で淀川を下り八軒家浜から熊野街道がスタートします。
今回リーモ君は、住吉東~鳳までの区間をお供させていただきました。
歩いた距離は13.4kmです。
住吉東駅
住吉東駅から街道に戻り池田屋の前を通過
八軒家浜から10km
長居公園通りへ
大和川
雲上地蔵という御地蔵さんが祀られています。
明治時代に堤防が決壊して被害を受け、亡くなられた人や堤防修復のために使われた墓石などの供養のために建立されたものだそうです。
堺市に入りました!!
府道30号線高須町を左折
南海高野線 浅香山駅
大阪刑務所の高い塀を見ながら右へ
境王子跡で休憩
この境王子ですが、ちょうどこの地は摂津の国、和泉の国、河内の国の国境にあるので「境王子」と名付けられたらしいのですが、堺市の「さかい」はここから来ているという説もあるそうです。
3つの国の境目だから三国ケ丘なんですよ。
ここには方違神社があります。
この方違神社は摂津、河内、和泉の国境の三国山(現在の三国ヶ丘)にあって、三国いずれにも属さない地、方位のない地だとして古くから方位、地相、家相などの方災除けの神社として信仰を集めています。
方違神社の横には反正天皇陵があります。
住宅街に入って
進むと西高野街道、竹内街道との合流点がありました。
ここまでの地図
中央環状を渡る大きな歩道橋
ここからは仁徳天皇陵の後円部が見えます。
仁徳天皇陵の西側をお堀に沿って歩きます。
ぐるりと回って前方部の拝所です。
ここから御陵通を西に
堺市には石の道標は少なくこんなのが有ります
南宗寺へ
御陵前交差点を南へ
ここで堺初の石の道標発見!
東湊で国道26号線の下をくぐって・・・
歴史を感じるお家を発見!
石津神社
石津川を渡って
秋祭りを待つ神石市之町交差点から
馬場記念病院の方へ
そして大鳥大社前を通過
鳳本通商店街へ
商店街の中にある北王子には石碑が有ります。
商店街のアーケードを抜けてからの街並みは街道筋の雰囲気を残しています。
そして、上交差点で今回のミッション終了です。
ここまでの地図
この後上野さんは日を改めて南へ南へ・・・歩きました。
ご苦労様でした。