堺市博物館:教育普及展

只今堺市博物館では昔の道具を集めた展示を行っています。

学芸員の矢内さんに案内していただきました。

あ~あった!あった!と言う物や、へー初めて見た!・・・と言う物などなど。
年齢によって感想は様々でしょうけど、昔懐かしい道具がたくさん!楽しい展示です。

まずは農具

農家さんの古い納屋に残っているかも??
唐箕(とうみ)には上神谷村大字豊田って書いてます。

そして、現在の大町東1丁で木綿卸商家に生まれた岸谷勢蔵さん(1899~1980)が描いた堺の景色と生活風景の絵
すごくキレイに、リアルに描かれていますので記録としては超貴重だと思います。

その中で私が注目した絵がコレ

昭和16年夏:堺市勧業祭での南蛮行列
これって今で言う「堺まつり」かな?

中央の島には雑誌やレコードが

上の写真の「大阪パック」と書かれているのは戦前の雑誌なのですが、見学に来た小学生たちは「クッパ阪大(はんだい)」ってなんなん?って

そして衣類と洗濯機やカメラ、蓄音機、謄写版(印刷機)、生活用品などの展示

手回し式の脱水機は知ってましたがこんな洗濯機初めて見ました。
モーターがないので、「洗濯器」っていうんですって。

中に洗濯物を入れてハンドルを回すそうです。

それから冷蔵器…これって電化製品と違うんですね。

こんなん残ってるんですね。
そして最後に昔の生活を再現したような触れるコーナー

今日も小学校の子供たちがたくさん見学に来てました。

学芸員の矢内さんは
「平成が終わろうとしている今、昭和の暮らしを回顧する資料を見る機会を持っていただければうれしいです。」
とお話ししてくださいました。

ぜひ、足を運んでみてください。

藤岡


詳細ページ

堺市博物館にて開催

平成31年1月8日(火曜)~平成31年3月3日(日曜)まで
休館日:月曜日(祝休日は開館)(1月21・28日、2月4・18・25日)