堺の石津出身、ニューヨークで大活躍の西川悟平さんが地元堺市のサンスクエアホールで凱旋コンサートを行いました。
西川さんは普通のサラリーマンをしながら音楽活動を行っていましたがある日アメリカ人ミュージシャンの前座で演奏し、その才能がプロデューサーの目に留まり渡米。
アメリカで花開こうとしているさなか手の自由が利かなくなりました。
難病のジストニア発症・・・・
お医者さんからは「絶対に治らない」と太鼓判を押され絶望の淵に立たされたのですが・・・
彼のスゴさ!
超プラス思考というか、超能力的思考能力!「何とかなる!」と克服を決断したのです。
そして凄まじいリハビリと訓練を10年間。簡単な曲を弾けるまでになりました。
そしてその幅を徐々に徐々にと広げ現在プロのピアニストとして通用するまでに自己の能力を回復させたのです。
西川さんのピアノコンサートは「おもろい話」満載です。
でも、その話の内容は深くって濃いのです。
絶望から這い出た彼だから話せる。
一言一言をしっかり噛みしめて聞き入りました。
コンサートなのか?メンタルマネージメントセミナーなのか?
この人どこで、どうしてこんな思考回路を身に着けたんだろ~?と思いながら話に聞き入っていました。
いろんなお話の中で、鳥肌立つほど感動したのは・・・
彼は医者から「絶対に治らない!ピアノは絶対に弾けない!」と断言されました。
しかし・・・それを克服しピアノコンサートをするまでになった彼が、難病で苦しむ人たちのためにチャリティーライブを企画しました。
それに賛同したニューヨーク市長とアメリカのVIPが集まり・・・
そのライブでなんと1億7千万円が集まったそうです。
そのお金を持って「治らない」と断言した医者の所へ行き「治らない病気で苦しんでいる人のために、その病気を克服するための研究費に使ってください。」と全額寄付したのです。
そして
お願いですから「患者に治らない」と言わないでください。
と言ったそうです。
西川悟平さん、本当に素晴らしいコンサートをありがとうございました。
観客全員スタンディングオーベーション
リーモ君も行きました。
楽屋にて
NHKドキュメンタリー
藤岡