チョット変わったCafeパンゲア
堺区戎島にあるパンゲアさんでお話をうかがいました。
この建物を見てカフェだと思う人はいるでしょうか?どっからどう見ても工場
入口にメニューらしきものが有るのみ。
初めての人は、怖いもの見たさ&ちょっと勇気が要るかも?
私も初めて行った時には・・・絶対に中には全身刺青&鼻と頬っぺたに特大のピアスのお兄さんがいると思いました。
ところが一歩中に入ると・・・ちょっと変わってるけど、どこか落ち着ける広い空間があります。
運営母体はNPO法人
CafePangeaの運営母体は2004年に設立したNPO法人SEIN(サイン)
Solution Emotion Information Networkの頭文字を並べてドイツ語では(サイン)と読み「存在」という意味があります。
代表理事の湯川まゆみさんは元々海外を支援するボランティア活動を行っていたのですが、海外ばかりに目を向けていても自分たちの周りは何も変わらない。
自分たちの町を自分たちで作って行こう!
そのためには…
地域のために頑張るボランティアが増えれば町が変わる。
だったらと一緒に頑張る仲間を支援する組織を作ろう!とSEINを立ち上げたと言います。
NPO法人SEINは、堺市の委託を受けて堺市総合福祉会館2階にある堺市市民活動コーナーにて、NPO法人設立や市民活動に関する相談にのるということも行っています。
- 具体的な活動方法や運営方法を提案する
- 同じような活動をしているグループを紹介して繋げる
などの支援を行っています。
そのNPO法人SEINが
「もっと気軽に立ち寄れる窓口」としてOPENしたのがCafe パンゲアなのです。
パンゲアとは
市民活動を支援する団体がなぜ、Cafeを始めたのか?
もっと気軽に
気楽に立ち寄れる市民活動の情報発信基地が必要だと感じたから
福祉会館で市の委託事業としての相談窓口は相談者から見ると敷居が高く感じられるように思う。
だから若い人がもっと気軽に立ち寄れる場所を作る必要があると思って作ったのがパンゲアなのです。
経済的に自立するため
SEINの収入が市の委託事業だけだと、もしその仕事が無くなったら、SEINの存在自体が無くなってしまう。
この活動を安定して継続できるように、別の収入源を持って経済的に自立する必要があると思ったので。
いろんなことに利用できるパンゲア
- コミュニティCafeとして
気軽に気楽にゆっくりくつろげるCafe
体に良い食事と知識を提供したい
- イベントスペースとして
随時ミニコンサートなどのイベントを開催しています
- 貸しギャラリーとして
2階にはギャラリーとして使える展示スペースがあります
- レンタルスペースとして
2階ではセミナーやミーティング会場としても使っていただけます
- 子供連れでゆっくりランチを
小さな子供さんと一緒にお昼御飯を食べていただける親子ルームがあります
パンゲアのこだわり
パンゲアはいろんなことにこだわっています。
パンゲアのサンセット
パンゲアのテラスから見る旧堺港に沈む夕日はとてもきれいです。
夕日を見ながら自然の風を感じてぼーっとできます。
パンゲアさん
見た目がおもろい。
でも中身はこだわりと理念が詰め込まれた素晴らしい空間です。
藤岡