文化庁補助事業
伝統文化親子教室「よく見よう郷土堺」展
堺の伝統産品をいけばなと融合させた中高生の作品展が開催されています。
場所:高島屋堺店 4階
8月30日午後3時まで
この展示会は「よく見よう郷土堺」の会が主催し今回で22回を数えます。
毎年堺の伝統産品を順番にいけばなとコラボします。
中高生に堺の伝統産業を学んでもらいながら、自分のイメージを先生と共に作品を作ります。
今回は「刃物と花」
代表の片桐悦子先生にお話をうかがいました。
まず、作者が自分のイメージを画にして、それを華道の先生方が生け花として成立するにはどうすれば良いのかをアドバイスします。
- 花の選定
- 物理的な刃物の固定方法
- いけばなとしての体裁
など・・・
こうして生まれた作品がずらりと並んでいます。
どの作品も工夫を凝らした楽しいモノばかり。
本当に素晴らしい企画です。
写真は25日~27日までの前期分で28日からは後期の作品が展示
前期、後期に分かれているにしても、3日間お花がしおれることなく大丈夫なのか?と思って質問してみました。
すると・・・
ビックリ!
バックヤードに案内されてそこにあったものはお花屋さんほどの花の保存。
只今展示中の花の入れ替え用です。
花の寿命を考えてストックしているそうなのですが、展示会を見ているだけでは想像もつきませんよね。
27日の夜に作品を入れ替えて28日から後期用の花をストックするそうです。
来場者にいつも最高の作品を観ていただくためのご苦労。すごいですね~
来年は線香といけばなだそうです。
ぜひ、高島屋堺店4階へ